温泉ヘルスアカデミーとの共同研究

研究パートナーに認定される

温泉ヘルスアカデミーの研究委員長である加世田博士は、別府温泉に生息する藻類の一種RG92が抗炎症作用を持つことを見出した。別途、温泉由来の酵母はミトコンドリアのエネルギー産生力を高めることが示唆された。
経皮吸収性、浸透力を高める為に、電気穿孔理論を用いたアプローチに興味を示して頂き、研究パートナーとして認定された。

温泉善玉菌とミトコンドリア

A. 機能相関図
温泉藻RG92は活性酸素の産生を阻害し、炎症・酸化・糖化ストレスによる炎症因子の増加や細胞の障害・老化を抑制する。さらに長寿遺伝子の発現を増強し、ミトコンドリアの機能を高めることでアンチエイジング作用を発揮する。温泉酵母M-1はミトコンドリアのエネルギー産生効率やオートファジー機能を高めるとともに、一次繊毛を介した成長因子の増強作用により細胞増殖や再生を促す。

B. おんぶ (OMB, Onsen-based Mitochondrial Boosting)法
ストレスを受けるとミトコンドリアは丸型にシフトし、ATP産生の脱共役をもたらす(上)。温泉藻RG92は丸型ミトコンドリアと線維型ミトコンドリアのバランスを整え、ATP産生の正常化と過剰なROSの発生を抑制する。温泉酵母M-1はさらに線維型ミトコンドリアを増やすことで、より効率的なATP産生を促す(下)。実際は双方のタイプでATPもROSも産生するがここでは簡素化して描写した。